展覧会「百花繚乱 桜・牡丹・菊・椿」
山種美術館の所蔵作品から、花をテーマにした作品が一堂に揃いました。
横山大観、速水御舟、竹内栖鳳、安田靫彦、福田平八郎ら近代の日本画家を中心に、江戸時代の酒井抱一、鈴木其一から現代の上村松篁、小倉遊亀にいたるそれぞれの時代を代表する日本人画家35人の手になる花々の競演です。
【会期】2011年4月27日(水)〜6月5日(日)
山種美術館について
外観 ©Koike Norio 2009
展示室
山種美術館は日本初の日本画専門の美術館として1966年に開館しました。
創立者、山ア種二は、「絵は人柄である」という信念のもと、横山大観、上村松園、小林古径など、当時活躍していた名だたる日本画家たちと直接交流を深めながら作品を集めました。
2009年10月には渋谷区広尾に移転し、新美術館をオープン。
設計にあたっては、作品鑑賞に最適な照明や展示ケースを工夫し、人気の高い作品を定期的に公開するスペースを設け、バリアフリーにも配慮しました。特にLEDなどの最新の照明器具の開発には力を注ぎ、作品をやさしく包み込むような自然な光環境で、日本画を心ゆくまでご覧いただけます。
現在は三代目となる山ア妙子館長の指揮のもと、年6、7回の展覧会を開催し、教育普及活動にも積極的に取り組んでいます。創立者の「美術を通じて社会、特に文化のために貢献する」という思いを継承しながら、これからも日本画の魅力を発信し続けてまいります。
1800点を数えるコレクション
二代目館長の山ア富治は、速水御舟作品の一括購入などを通してさらなるコレクションの充実に尽力し、収蔵品は現在約1800点を数えます。作品は近・現代日本画を中心とし、岩佐又兵衛《官女観菊図》、椿椿山《久能山真景図》、竹内栖鳳《班猫》、速水御舟《炎舞》《名樹散椿》の5点の重要文化財、酒井抱一《秋草鶉図》などの重要美術品を所蔵。また、 120点の御舟コレクションや、川合玉堂の作品も70点を数え、135点の奥村土牛コレクションでも知られています。
速水御舟《炎舞》(重要文化財)
速水御舟《翠苔緑芝》
横山大観《心神》
竹内栖鳳《班猫》(重要文化財)
ミュージアムショップやカフェも充実
“日常にアートを取り入れる”という観点からミュージアムショップ、カフェも充実させました。
ショップは鑑賞の途中でも気軽にお立ち寄りいただけるよう、展示スペースと展示スペースの間に設け、季節感を盛り込んだオリジナルグッズをご用意しています。また、速水御舟の《名樹散椿》からネーミングされた「Cafe 椿」では、四季や開催中の展覧会にちなんだオリジナルメニューがお楽しみいただけます。
館長からのおすすめ!
山種美術館では明治から平成までの近代・現代日本画を主として約1800余点を所蔵しています。
その中には重要文化財の指定を受けている速水御舟≪炎舞≫、≪名樹散椿≫をはじめとした日本美術史上も貴重な作品が含まれます。
それらをモチーフとしたグッズ製作を行うにあたって私たちは、作品そのものがもつ魅力を大切にしつつ、時には作品の一部を大胆に切り取ってデザインし、作品の魅力をより多面的に引き出すことを心がけています。
当ミュージアムショップでは、美術館にご来館いただいた皆様の作品との出会いの記念としてだけではなく、お持ち帰りいただいた後もライフスタイルの一部として末永くご愛用いただける商品をご提供できるよう努めております。当館のオリジナル・グッズを通してより日本画の魅力を身近に感じて、楽しんでいただきたいと思っております。
山種美術館 概要
- 沿革
- 1966年、日本初の日本画専門の美術館として東京日本橋兜町に開館。
- 1998年に千代田区三番町に仮移転した後、2009年には渋谷区広尾に新館をオープンし、現在にいたる。
礎を築いたのは山種証券(現・SMBCフレンド証券)をはじめとする事業に成功した山ア種二(1893-1983)で、「美術を通じて社会、特に文化のために貢献する」という理念に基づき美術館を設立した。
所蔵品は明治から近・現代の日本画を中心に約1800点を数え、開館以来、さまざまなテーマによる展覧会を年6、7回開催している。
- 開館時間
- 10:00〜17:00(入館は16:30まで)
- 休館日
- 月曜日(祝日は開館し翌火曜日は休館)、展示替え期間、年末年始
- 住所
- 東京都渋谷区広尾3−12−36 tel:03-5777-8600(ハローダイヤル)
- 交通案内
- JR恵比寿駅西口、東京メトロ日比谷線恵比寿駅2番出口より徒歩10分
- HP
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