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商品コード:
1050183401010

なめたかれい煮付(2袋 4切れ)

販売価格:
3,808 円(税込み)
上記の販売価格は送料込みの価格です。


・東北の高級魚・なめたかれい
・年越しに食べたあの味
・一切れ約90gのたっぷりボリューム
・おいしいタレはご飯にかけて

 「なめたの煮付? 懐かしい!」。このページを見てそう思った方、ご出身は東北でしょうか。 サケ、ブリなど各地にある「年越し魚」。東北の沿岸地帯では、なめたかれいが「年越し魚」です。なめたの繊細な身質が、甘めのたれとよく合います。ご飯のおかずはもちろん、お酒のおつまみにも。湯煎か電子レンジですぐにいただけるのがうれしいですね。塩釜市にある宮商・東日本支店の工場を訪ねました。
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《震災あのとき、宮商東日本支店工場は…》

 当時、この会社の工場は名取市の閖上にありました。大きな津波被害があった地域です。同社工場、津波で流失しました。今回訪れた工場は、塩釜市に移転した2015年にできたばかりの新工場。塩釜は水産加工会社の工場が多く並びます。目につくのは新しい工場ばかりです。


 なめたかれいは俗称。正式な名称は「ばばかれい」と言う。太平洋岸に多く分布し、成魚は50cmほどになる。実は工場を訪ねる前、仙台出身の同僚バイヤーから「なめた、高いですよー」と言われていた。釣り好きの私は「でも、かれいだろ」とたかをくくっていた。だが、仙台市や塩釜市のスーパーの魚売り場に行くと、切り身にしたなめたかれいが置いてあった。身厚で実にうまそうだが、値段をみると「800円」「900円」。一切れが、だ。いい値段だ。さすがに「北の高級魚」と言われるだけある。
 塩釜の工場を、営業部の佐々木一実さんに案内してもらう。冷凍魚を扱う工場内では、凍ったサケやキンメなどをカットする作業が行われていた。この日は「なめたかれいの煮付」の製造日ではなかったが、作業工程を教えてもらった。カットされたなめたかれいは、調味液とともに真空パックされ、加熱殺菌してできあがる。いわゆる、「真空調理」だ。この調理法は業務用食品の加工では主流になりつつある。真空パックして加熱するので、うまみを閉じ込め流失しない特性がある。 「でも、もうひとつ前処理でコツがあるんですよ」と佐々木さん。なめたは、アクの出やすい魚だという。皮側に独特のぬめりがあるのだ。ぬめりが多いことから、漢字で書くと「滑多鰈」と書く。「一次処理として、酢水につけます。こうすることで、たんぱく質が変性してアクが出にくくなるんです」という。
 たれは甘めの味付けだ。砂糖のほか水飴も入っている。「東北だともっとしょうゆが強いのですが、甘めの味付けにしました」
 煮付のパックを湯煎して、皿に取り出してみた。煮汁が思ったより多い。まずは、身の部分をそのまま食べてみる。繊細というか、身が積んでいるというか、口の中でふわっと溶けるような感じがする。確かにうまい。次は、箸でつまんだ身を、たれにちょこんとつけて食べてみる。おー、甘めのたれが実になめたの身にあう。温かいごはんがほしくなる。スーパーでは「高いなあ」と思ったなめたも、この味なら納得がいった。骨の間の身をちまちまと、せせって食べるのが、魚好きには楽しい。身を食べ尽くすと、たれをご飯にかけてかきこんだ。
 北海道から茨城あたりまで、太平洋沿岸では、なめたかれいは高級魚として評価されてきた。しかも、宮城を中心に、「年取り魚」という縁起物としても扱われてきた。しかし、調べてみると、なめたを年取り魚として重宝されるようになったのは、明治時代になってから、という説がある。


 2011年1月7日の朝日新聞宮城県版の連載「みちのく魚風土記 仙台・迎春 『年取り魚』はナメタガレイ」という記事を見つけた。以下、当時の記事を紹介する。

 《仙台で大みそかの夜に食べる年取り魚といえば、子持ちのナメタガレイの煮付けだ。口のなかでとろける身と、うまみをにじませる卵に舌鼓を打ちながら、新年を迎えた家庭も多かったことだろう。
 「年取り魚」は地方によって異なり、広辞苑には、塩ブリと塩サケが例示されている。仙台では、いつからナメタになったのか。明治三陸地震(1896年)の影響で、ナメタが大量に取れるようになり、庶民が食べる年取り魚として定着した。商家では大みそかは忙しくて魚を焼いている余裕はないので、冷めてもおいしいナメタの煮魚が重宝されるようになった。そんな説を聞いたことがある。
 「お年取りは、我が家では昔から子持ちのナメタ。子宝に恵まれるという縁起ものだからね」と言うのは、仙台市青葉区五橋で鮮魚店「岩沼屋」を営む岩沼徳衛さん(56)。創業は慶応元年(1865年)で、徳衛さんが5代目だという。岩沼家では、正月の三が日もナメタの切り身を焼いて食べる。暮れに一晩、塩水につけたナメタを寒風干しにしたものだ。「自家用に干しておくと、なつかしがって欲しいというお客様もいる」と言う。
 ナメタなくして仙台の正月は始まらないわけで、年末になると値段は上がる。1980年代のバブル期には鮮魚店の店先で1匹3万円の値が付いたこともあるが、このごろは落ち着いて5千円前後。それでも、みそかにかけて、じわじわと上がってくるから、適当な時期に買って煮付けにするのがナメタ好きの知恵ということになる 文・高成田亨》

 「三陸地震がきっかけ」という説には、正直、驚いた。私がなめたかれいを「復興フェア」で扱おうと思ったのは、各地に住む宮城県出身のみなさんに懐かしい思いで、買っていただきたいと思ったからだ。
 でも、なめたかれいを含めた「年取り魚」という風習。もうすぐ時代はかわるが、ずっと続いてほしい日本の食文化だと思った。
(朝日新聞SHOP食品バイヤー・浅野真)

商品詳細

  • ●内容量/1パック2切れ(約250g)入り×2
  • ●原材料/なめたかれい(北海道産)、砂糖、しょうゆ、水あめ、米発酵調味料、たん白加水分解物、昆布エキス、生姜/調味料(アミノ酸等)、増粘剤(キサンタンガム)、カラメル色素
  • ●賞味期限/冷凍で1年
  • ●保存方法/-18度以下で冷凍
  • 《アレルギー表示》小麦
  • ※お客様のご都合による返品はできかねますので予めご了承ください。

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