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商品コード:
4562111881511

あんこう どぶ汁

販売価格:
4,240 円(税込み)
上記の販売価格は送料込みの価格です。


・漁師料理、あんこうのどぶ汁をご家庭で
・湯煎または鍋で温めて、お椀にもるだけ
・「鉄人」道場六三郎さんの弟子・渡邉達也氏全面監修
・あんこうのクセを抜き、うまみだけ残した技法
・あんこうの「七つ道具」入り
・大根、長ネギと野菜具材もたっぷり
・あんこうのうまみが後々まで残る逸品です

左《わ多なべ》店主渡邉達也さん/中央「いわき魚類」の鈴木健寿さん/右「海幸」の高萩則夫さん

 「農水産物」という点で見ると、東日本大震災で最も被害を受けたのは、福島沖の海だと思う。いまだに、全面的な操業は解禁されていない。そんな中出会ったのが、漁師料理の「どぶ汁」だった。福島県産食品の商談会で見つけた。試食してみると、うまみが濃い。それでいて、生臭さはない。「これはいいぞ」と思った。
(朝日新聞食担当記者歴20年、朝日新聞SHOP食品バイヤー1年生浅野真) ↓記事の続きは下へ


《震災あの時、いわきの海は…》

震災前、福島県の沿岸漁業の水揚げ量は2万5914トンもあった。しかし、原発事故で操業は停止。2012年6月には試験操業が始まったが、同年の水揚げ量はわずか122トン。その後少しずつ回復しているが、震災前の水準には達していない。 


 小さな紙コップに一口、二口。商談会での試食はその程度だったが、いつまでも残るうまみが記憶に残っていた。今回復興フェアを開催するにあたって、「直接お会いしたい」とメーカーの「海幸」さんに電話すると、「いわき市の中央卸売市場に《いわき魚類》といううちの親会社があるので、そこに来てください」と言われた。
 「あれっ、聞き覚えある会社だ」。2017年、当時食担当の記者だった私は、福島の漁業がどんな状態にあるのか、「いわき魚類」に取材に行っていた。漁獲量はもちろん、同社の取扱量も圧倒的に震災前より低下しており、朝のセリにも立ち会わせてもらったが、あっという間に終わったことを覚えている。


 「あんこうのどぶ汁」。この料理を聞いたことがあるだろうか。いわき沖もあんこうの有数の産地。もともと漁師料理で作り方はこうだ。
 「あんこうの肝をから煎りし、味噌を加える。火が通ったら、あんこうのあら、身を加え、大根はいちょう切りか、短冊に切り、これを加えて煮込む。あんこうから汁が出るので、水を加えなくてよい」(《日本の食生活全集 福島県》農山漁村文化協会発行より)とある。
 あんこうはそもそも水っぽい魚。あんこうをぶら下げて身をおろす「吊し切り」を聞いたことがある方も多いと思う。もともと、船の上で真水は貴重品。だから、こんな作り方になったのだろう。1度、その本物を食べたことがある。うまい。うまいんだけど、独特の生臭みというか、えぐみとうか、それが残ってしまう。「これは好き嫌いの分かれる味だな」と思った。
 今回復興フェアで扱う「海幸」の「あんこう どぶ汁」はなぜ、うまみだけ引き出しているのか。商品化を思いついた「いわき魚類」の鈴木健寿さん(40)は「実は、いわき市内に《わ多なべ》とう割烹がありまして。そこのコース料理で、お椀に1杯、どぶ汁が出されたんです。一口食べた瞬間、なんだこれ。こくがあるのに、くさみがない。今まで食べた中で一番おいしいと思いました」と振り返る。
 《わ多なべ》のご主人、渡邉達也さん(46)は、和食の料理人。「和の鉄人」として知られる道場六三郎さんの「ろくさん亭」などで10年ほど修業した料理人だ。
 「この味を家庭に届けられないか。食べてもらえば、いわきの魚への悪いイメージも変えてもらえるかも」と思った鈴木さん、子会社の社長の高萩則夫さん(63)と商品開発に乗り出した。
 料理人がお店だすものと、量産するものでは自ずと、製法が異なる。店では作りたてを出せるが、商品化すれば、実際に消費者の手元に届くまで時間がかかる。ただ、ここは何回か試行錯誤して解決できた。
 問題はアンコウの生臭みを抜く手法だ。これはぜひ知りたかった。後日、「海幸」の遠藤浩庸さんに、どぶ汁を作る過程を見せてもらった。手際よくあんこうを裁いていく、遠藤さん。身や皮、肝などに分けた遠藤さんは大釜でアンコウをボイルしていく。「すみません、ここからはお見せできないんですよ」と断られてしまった。「どうしてもダメですか?」と粘ってみる。「生臭みを抜く手法などは公開しないと、渡邉さんと書面で契約書を交わしています。ごめんなさい」
という。
 しからば、渡邉さんにアタックするしかない。いわき駅ちかくにある「わ多なべ」に向かう。柔和なお顔の渡邉さんに「ヒントでもいいから教えてくれませんか」と迫ってみた。すると、「本当にすみません。これだけは絶対に公開しないことになっているんですよ」。「そこをなんとか?」としつこくたずねる。すると、こんな答えが返ってきた。「いや、そんなに難しいことではないんですよ。聞けば、『なあんだ』と思われると思いますよ」とほほえむ。そんなに簡単な下処理なのかあ。

 ということで、お客様、ごめんなさい。「秘技」は聞き出せませんでした。でも、大根やニンジン、ネギも入った「あんこう どぶ汁」はうまみが濃いし、ホントにうまい。1袋、2~3人前。大ぶりのお椀によそって、ネギぱらりで熱々を召しあがってみてください。

 そうそう、「どぶ汁」の語源の由来を書くのを忘れていた。汁が濁っているから「どぶ」という説と、もうひとつ、「どぶ」は「すべて」という意味もある。あんこうを余すことなく使うから、「どぶ」というわけだ。いわきの海は確実に回復しつつある。早く、「いわきの魚のどぶ」が食べられる日が来てほしいと思った。

商品詳細

  • ●内容量1kg
  • ●原材料/あんこう、大根、ネギ、みそ、砂糖、清酒、しょう油、ごま、にんにく、かつおエキス、昆布エキス、食塩、肉エキス(ポーク、チキン)、野菜エキス、動物性油脂、豆板醤、乳糖、小麦粉、香辛料/調味料(アミノ酸等)、甘味料(甘草、ステビア、カラメル色素)
  • ●賞味期限/1年
  • ●保存方法/要冷凍(-18度以下)、解凍後要冷蔵(5度以下)14日
  • 《アレルギー表示》小麦、乳
  • ※お客様のご都合による返品はできかねますので予めご了承ください。

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