• 軽減税率対象
商品コード:
1050184001010~1050184001020

うにとほっき貝の炊き込みご飯の素

販売価格:
4,980 円(税込み)


・通販初登場、取り扱いは「朝日新聞SHOP」のみ!
・福島県いわき市の漁師料理「ほっきめし」にうにもいれた逸品
・ほっき貝のうまみと食感、うにの磯の香りと風味がマッチ
・炊飯器に、ご飯の素、お米を入れ、水加減して炊くだけ
・いわき沖で採れたほっき貝を使用
・味付けのしょうゆ、酒、塩も福島産
・炊きたてはもちろん、冷めてもおいしい
・3合炊きもあります
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福島県いわき市で「食処 くさの根」という食堂を経営する新谷(にいたに)尚美さんに会ったのは、いや、新谷さんが作った「うにとほっきの炊き込みご飯の素」と出会ったのは昨年11月、福島県郡山市で開かれた福島県産品の商談会だった。「ご試食どうですか」と新谷さんにすすめられ、炊き込みご飯を一口、二口。口の中に広がる、ほっき貝とウニのうまみとほのかな磯の香り。「うまいっ!」。思わずうなった。試食じゃなくて、ご飯茶碗に大盛りにして食べたい。これは売れる、いや、絶対売りたい」と思った。

 

しばらくして、新谷さんにメールを送った。「お取引を考えています。いわき市のお店にもうかがいますが、簡単に、炊き込みご飯の素ができた経緯を教えてください」と。数日後、新谷さんから「長文になりますが」と返信のメールが届いた。読んで思った。この文章は短くすれば、朝日新聞生活面の女性投稿欄「ひととき」に間違いなく掲載できるな、と。ご本人の了解を得て、まずは新谷さんからの「手紙」を紹介したい。私があれこれ書くより、ずっといいと思ったからだ。


 ほっき飯の素に至るまでの経緯を、少し長文になりますがお付き合いください。私の実家は兵庫県です。丹波篠山の山間地で育ちました。21歳の時ご縁がありまして、ここ福島県に来ました。50歳までに子育てに追われ、その後やっと自分の好きなことができる時間が持てるようになり、以前から好きだった東南アジアの輸入雑貨を扱う店「くさの根」を開店しました。町づくりのメンバーで立ち上げた物産館の中のテナントとして入居しました。漁港のすぐそばで、漁具を入れる網蔵を改装した建物でした。
 漁師さんの出入りが多く、彼らは私の店に取り立ての鮮魚を運んでくれました。まだ生きているような鮮魚を丸ごとまな板に乗せて、捌き方を教えてくれました。市場に出回らないような小魚の美味しい食べ方を教えてくれました。季節ごとに食べたことのない魚を届けてくれました。山育ちで、しかもスーパーでしか魚を買ったことのない私は、毎日が新鮮で感動的でした。仲買の資格を取得し毎日競りに行きました。
この魚を皆に食べてもらいたいと奮起し、輸入雑貨の店舗の半分を地魚料理の店にしました。海鮮丼、焼き魚、煮魚、ほっき飯定食などを提供しながら10年間物産館の中で営業しました。
 その物産館が「道の駅」に昇格し、「道の駅四倉港」をまちづくりのメンバーと共にオープンしました。その1年半年後、これからという時に、東日本大震災によりすべて流出。そして、放射能による汚染。
 しかし、土地と空気と食材を愛する気持ちには全く揺るぎがなく、一時兵庫県に避難しましたが、震災の3月末には福島に戻り移動販売の保冷車を購入し、移動販売で汚染のない魚を仕入れて販売しながら営業しました。その年の10月に空き店舗を借り、くさの根の再開、現在に至っています。魚は汚染で水揚げはありませんでしたが、原発の作業員の方往来が多く、食堂として2015年まで順調な売り上げも推移してきました。こんな景気はいつまでも続くことはありません。2016年夏ごろから原発の作業員の方の来客は目に見えて少なくなりました。食堂の利用者も少なくなり、忙しさのさなかに雇用した20名を超える社員さんの維持も難しくなってきました。
 将来、安定した売り上げを上げるために、私の原点である地産地消の仕事をしようとまだ水揚げされない常磐沖の魚の出漁を待って魚の加工場を建てました。福島の魚の加工品を全国にアピールするために、郷土食のさんまのポーポー揚げ、みりん干し、白身魚の練り物などを製造販売しました。店内では売れる商品も外販では大変難しいものです。思うように売り上げは伸びていきません。加工場の借金も苦しい現状です。
 2017年から試験操業が始まり少しずつ魚の水揚げも始まりました。ほっき貝も震災前の水揚げはありませんが、週に1回水揚げされます。ほっき飯は震災前からの人気食でした。道の駅に入居していた時は、県外のお客様の約半分近くがほっき飯定食を注文されました。
 ほっき貝の水揚げが始まりようやくほっき飯定食を再開し、レトルトの開発を手がけました。食堂でのほっき飯の定食とは違い、レトルトにするのはほっき貝の性質から大変難しく何度も試作を繰り返しながら、やっと満足の行く商品になりました。ウニを入れることで磯の風味がアップしました。鰹節と昆布でだしを取り、会津の醤油と喜多方の清酒、塩は福島・広野の海から平釜で煮詰めた海水塩を使用しました。                   新谷尚美 


 

 そして昨年12月、新谷さんの食堂と加工場を訪ねた。加工場ではちょうど、ほっき貝をむいて、わたを取り出しているところだった。海沿いの加工場だが、高い防潮堤ができて、海は見えない。「前は海が目の前だったんですけど、震災で防潮堤ができたんですよ」と新谷さん。むいたほっき貝は急速冷凍。一方で、新谷さんが試行錯誤した調味液をつくる。そして、ほっき貝とウニ、調味液を外注してレトルト加工してもらう。ちなみにウニはチリ産だ。「ウニもいわきのものを使いたかったけど、それだとすごい値段になっちゃうんで」。あくまで、主役はほっき貝。ウニは脇役だ。 国道6号沿いにある2階建てが「食処 くさの根」1、2階合わせて、70席ちかくある。食堂のメニューにもちろん、「ほっき飯」はある。小鉢とみそ汁つきで800円。そのほかのメニューも豊富。日替わりで焼き魚や煮魚の種類が変わるのが、魚好きにはうれしい。店では、新谷さんが作ったドレッシングなどの加工品も扱っている。ほっき貝めしはいわきの郷土食でもある。「漁師の奥さんに『おいしいね』と言われたときは一番うれしかった」と語る新谷さん。海のない丹波篠山から、太平洋に面したいわきに来た新谷さん。津波と原発事故に翻弄されながらも、前を向いている新谷さんといわきの海のつきあいはこれからも続く。(朝日新聞SHOP食品バイヤー浅野真)


商品詳細

  • ●内容量/146g(2合炊き用)219g(3合炊き用)
  • ●原材料/ほっき貝(福島県いわき市産)、うに、酒、ハチミツ、醤油、塩、昆布だし、鰹節、昆布/調味料(アミノ酸等)、(一部に小麦を含む)
  • ●賞味期限/製造から6ヵ月
  • ●保存方法/直射日光、高温多湿をさけ保存
  • 《アレルギー表示》小麦
  • ●製造者/「食処 くさの根株式会社」
  • 福島県いわき市四倉町字東2-167-1

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