ゴッホ、モネ、ドガ、ミレー… 西洋絵画の巨匠たちの複製画をお手元に
世界屈指の美の殿堂・ボストン美術館は、1870年に地元市民によって設立された、アメリカで最も古い美術館の1つです。数ある所蔵品の中でも、日本の浮世絵やフランス印象派絵画などが充実しています。特に印象派を代表する画家・モネのコレクションは、世界有数と言われています。
同美術館が誇るコレクションの中からよりすぐった西洋絵画の巨匠たちの名作が、高精細の複製画になりました。光と色彩に彩られた愛らしい女性や子どもたち、美しい自然を描いたルノワールやモネら巨匠たちの名画で、ご自宅を飾ってみませんか~
ミレー/馬鈴薯植え
Potato Planters
[ジャン=フランソワ・ミレー Jean-Francois Millet(1814〜1875年)/制作年:1861年頃/油彩、カンヴァス/82.5 x 101.3 cm]
ミレーの評価を揺るぎないものにした代表作
1861年頃に制作された油彩をジクレーで複製したものです。
ミレーは田舎の風景や農民を描いたバルビゾン派を代表する画家。本作は『晩鐘』『落穂拾い』と並ぶ重要な大作で、ともに1867年のパリ万国博覧会の一等賞をもたらし、ミレーの評価を揺るぎないものにしました。
綿密な構図と色彩の巧みな使用により、ミレーは農民の家族を、彼らが労働を行う場所である土地に組み込まれた要素として描いています。作業に勤しむ夫婦の調和した動きが綿密に描かれており、籠の中の赤ん坊は豊穣と新たな世代の誕生を示唆しています。
農民の日常を描くことは、当時としては画期的なことでした。権威のあるアカデミーでは、歴史的な出来事や人物こそが絵画にふさわしい題材だと教えていたからです。ミレーは農民の労働に共感し、ありふれた営みを宗教画・歴史画に匹敵する作品にまで引き上げたのです。

※モニターによって色味に違いが生じることがあります

額イメージ
複製画仕様
- 【技法】ジクレー
- 【用紙】ドイツ製版画専用紙
- 【画面寸法】(約)36.3×44.5cm
- 【額寸法】(約)54×62.5cm
- 【額重量】(約)2.8kg
- 【額縁】木製額(古代金仕上げ)、アクリル付
- 【付属品】取付用フック
© All Photographs © 2010 Museum of Fine Arts, Boston.
ボストン美術館公認 認証シール付き
複製画はボストン美術館から特別許可を受けて制作され、すべての作品の裏と内箱にボストン美術館の認証シールが貼られています。
今回販売する作品はボストン美術館から提供された作品の詳細なデータを元に、熟練したオペレーターがコンピューターで分析し、細部まで原画と色を合わせて制作されたオンデマンドによる細密複製版画(ジクレー版画)です。
ジクレー技法〜高精細再現の秘密
この高精細複製画には、「ジクレー」という技法が使われています。ジクレーとは、フランス語で 『スプレー』 や 『吹き付け』 の意味で、いわゆる 『デジタル版画』 という最先端の版画技術です。
この技法には、従来の印刷に用いる4色をつなぐ 「中間色」 として8色が存在し、合計12色のインクでの色彩表現が可能になりました。これを更に 『大・中・小』 3種類の大きさの微粒子に細分化し、それぞれを複合的にかけ合わせることで、作品の凹凸感や、キャンパスの網目などの微妙なニュアンスを厳密に再現することができます。作者独自の 「色」 と 「タッチ」を最も忠実に再現するには、ジクレーが最適であると言われています。