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1981年に開館した宮城県美術館は、宮城県や東北地方にゆかりがある作家の作品とともに、ヴァシリー・カンディンスキーやパウル・クレーなど、海外作家の作品も多く所蔵しています。
宮城県美術館の大規模改修工事による長期休館を機に企画された本展では、宮城県美術館の所蔵する代表的な絵画を中心に構成します。コレクションの原点、宮城県令の委嘱によって描かれた高橋由一の《宮城県庁門前図》をはじめ、梅原龍三郎や松本竣介など注目すべき近代洋画の数々、エッセイ「気まぐれ美術館」で知られる洲之内徹がのこした個性的なコレクション、芦屋で結成された「具体美術協会」のメンバーの作品、そして、カンディンスキーやクレーの作品など盛りだくさん。
図録では、7,000点を超える宮城県美術館のコレクションから厳選された107点の作品を紹介します。日本近現代美術コレクションと西洋美術コレクションの2つのパートから構成され、重要作品を中心に作品解説を付記。巻末に作家略歴と出品リストあり。