商品番号:1152
冷えは女性の大敵。そもそも体が冷えると何が悪いのでしょうか。
一言で言うと、「酵素の働きが悪くなり、免疫力が下がる」。体内酵素は、平均体温に近い36.5度で最も活性化するとされ、体が冷えると体温が下がり、酵素が不活性化することで免疫力も低下し、感染症にかかりやすくなると言われています。
特に、女性にとって大切な臓器である、子宮を中心とした下腹部をあたためることはマスト。足の付け根にある大腿動脈は、下半身全体を巡る血管の出発点です。ここを保温すれば下半身の冷えが解消し、全身がポカポカと温かく感じられます。
そこで注目するのが、冬テッパンの「毛糸のパンツ」。種類が豊富にあるなか、大人の方でも満足できるクオリティを探求し、「こころぜ」の毛糸のパンツにたどり着きました。
明治年間の創業から100年以上、ベビー用品を丁寧に作ってきた会社「渡嘉毛織」が、肌を思うものづくりのノウハウをそのまま生かすことのできる大人用の下着づくりに参入しました。
まず、このフィット感。まるでウールの地肌です。うごいてもピタ! しめつけずにピタ! ゆたかなストレッチで、なめらかにフィットします。
ニット製品はいくつかのパーツを縫い合わせて仕上げるのが一般的ですが、本品は一枚が完成するまで、途切れることなく一気に編みあげる「立体まるごと編み」。
縫い目がないことで、ニット本来の豊かなストレッチ性を損ねることなく、なめらかなフィット感を得ることができました。
縫い目があることによる不快なツッパリ感や、ゴロゴロ感とは「さようなら」。とても動きやすく、ゴワゴワしないので、はいてることを忘れそうなぐらい。
ボディラインにぴったりと寄り添うことでズレ落ちにくく、またよりいっそうの保温効果を目指しました。
本品はウール85%。ぴったりとカラダにフィットする編み方で、羊毛が体温を抱き込み「熱の被膜」を形成します。
ウール特有のやわらかな手ざわりやふっくらとした弾力性は、羊毛繊維が延びたコイル状の「縮れ」をもっていることからきています。
羊が真冬の屋外で放牧されていても寒くないのは、その身が羊毛で覆われているから。複雑に絡みあう羊毛が、皮膚表面から放出される熱を逃がすことなく抱き込んで、あたたかい空気層を作り、寒さから身を守っています。
本品に使うウールは、その中でも特別なもの。カシミヤ紡糸大手・東洋紡糸製の極細番手ウール毛を高い密度で編み上げています。
その繊維の細さ、なんと15マイクロン。カシミヤの繊維が14~16マイクロンという細さなので、カシミヤ同等と言えます。ここまで細くなると素肌に触れても刺激が少なく、獣毛にありがちな、あのイヤなチクチク感がありません。
ここまで細い毛糸を紡績できる機械は希少、まさに東洋紡糸ならではの技術といえるでしょう。
さらに天然ウールには、吸った湿気を熱に代える「吸湿発熱性」があるとされています。触れた瞬間から温かいのに、体から放出する汗でさらに発熱するから、より温かい。蒸れにくく、暖房がきいた室内でもサラリとまとえます。
※室温17℃の環境下で記録。いずれの画像も記録直前まで「毛糸のパンツ」上に衣類(ジーンズ、タンクトップ)を着用しています。大阪府立産業技術総合研究所調べ
この上質ウールをぜいたくに使い、編み方にもこだわりました。
お腹まわりから肋骨下までを、腹巻のようにワイドに包みこむハイウエスト&三分丈デザイン。また、体の部位に沿うように、箇所ごとに編み方を変えています。
ふわりと浮き上がりがちな腰下の仙骨部、前の股間部分は厚めに編みあげ、あたたかさと密着度をさらに高めています。
前側は、苦しかったり、しめつけがないよう、お腹まわりをゆったりとやさしく編み上げ、上端のみ、冷気が入りにくいようリブ編みを採用。一方、隙間があきやすい背中側は、端からおよそ14~15㎝の広範囲をリブ編みにしています。
薄手で、シルエットに響かないのもうれしいポイントです。
※S~Mサイズ=普段の衣服や下着がSサイズ、Mサイズの方におすすめ