商品番号:1557
味は二の次だった災害用備蓄食が進化している。(社)防災安全協会主催の第一回日本災害食大賞「美味しさ部門」でグランプリを受賞し、災害用ながらも味に定評のある「イザメシ」に、缶シリーズが登場。おいしいごはんとおかずが、開封してそのまま食べられます。
備蓄食のごはんは乾燥させたアルファ米を水で戻すパウチ入りが主流でしたが、本品は水がいらず、そのまま食べられます。温めると満足度は高まりますが、常温でもおいしいのが特長です。パウチでは潰れやすかったさんまの煮付けやうずらの卵など、缶にすることで品目も広がりました。
12缶、18缶セットはいずれもごはん3品、おかず6品が入り、それぞれ2人家族であれば3食分、5食分程度を想定。毎食変化がつけられます。味がいいため、有事を迎えずとも料理が面倒な際に消費すれば、期限間近のストックに慌てることもありません。自宅用のほか、親から子、子から親へ、災害時の命を守るお守りとして、離れて暮らす親や子どもへ贈りたい備蓄食です。
手がけるのは、建築金物卸売の杉田エース。東日本大震災を機に取り扱う災害食を再考し、3年の開発期間を経て、おいしさを重視した本シリーズが生まれました。
非常時の備えを普段から使って買い足すことを繰り返し、いざという時に期限切れなどで使えない事態を防ぐ「ローリングストック」が注目を集めています。
第一歩としてオススメなのが本品。普段の料理にアレンジするとどうなるか、防災士資格を持つ料理研究家・島本美由紀さんにレシピを考えてもらいました。定期的に食べることで工夫の幅が広がり、賞味期限切れによる食品ロスも防げます。調理例の写真はページの下部に掲載しています。
♪うずらの煮卵で作る和風卵サンド♪
●材料(作りやすい分量/1~2人分) うずらの煮卵1缶/マヨネーズ小さじ2/食パン(6枚切り)2枚/バター適量/レタス2枚
●作り方① 「うずらの煮卵」は缶汁を切って粗く刻み、マヨネーズで和える。② 食パンにバターを塗り、①とレタスを挟み、食べやすく切って器に盛る。
♪筑前煮&雑穀玄米ごはんで作る和風カレー♪
●材料(1人分) 筑前煮1缶/雑穀玄米ごはん1缶/カレールウ10g(1/2片)/三つ葉(ざく切り)適宜/A水80ml/おろししょうが少々
●作り方 ①カレールウは細かく刻む。/②耐熱ボウルに「筑前煮」を缶汁ごと加え、①とAを入れてよく混ぜる。③ふんわりとラップをかけ、600wの電子レンジで3分加熱し、取り出してよく混ぜ、2~3分ほど置いて味をなじませる。④器に温めた「雑穀玄米ごはん」と③を盛り、お好みで三つ葉を添える。
♪牛肉のやわらか煮でつくる牛肉とピーマン炒め♪
●材料(作りやすい分量・2人分) 牛肉のやわらか煮1缶/ピーマン3個/サラダ油小さじ1
●作り方 ①ピーマンはヘタとタネを取って縦細切りにする。②フライパンにサラダ油を入れ中火で熱し、①を炒める。③ピーマンに火が通ったら「牛肉のやわらか煮」を缶汁ごと加えて炒め合わせる。