商品番号:1816
こちらは、長野県諏訪市の仏法紹隆寺に伝わり、長野県宝に指定されている不動明王像がモデルです。
その詳しい伝来は分かっていませんが、肉付きのよい体躯や強固な意志を感じさせる表情、独特の衣文表現といった鎌倉初期の慶派作品の特徴が強くみられ、かねてより運慶との関連が指摘されてきました。
後に行われたX線撮影では、銘札が像胎内に納入されていることが分かり、いまなお研究が続けられている魅惑の像です。
大日如来の化身である不動明王。その形相は、どんな悪人でも仏道に導くという決意をあらわした姿だとされています。
煩悩に迷い、悟りの道から離れた人々を、慈悲の怒りをもって救うのが不動明王です。
手のひらサイズとは思えない迫力。秘めた慈悲心
こちらの像は、高さ20センチほど。でも、手のひらサイズとは思えない迫力を感じさせます。
後補の光背や台座も、違和感なくよくまとまっています。
厳しさの奥に、大いなる慈悲心を秘めている不動明王を、ぜひお手元にどうぞ。
※実物は右手に持つ剣はなくなっていますが、「イSム(イスム)」オリジナルで復元しています。
手がけるのは、国内屈指の仏像メーカー「MORITA」。同社の仏像ブランド「イSム(イスム)」の仏像は、石粉と合成樹脂を混ぜた「ポリストーン」と呼ばれる素材を使用しています。石の重量感と繊細な表現力とを兼ね備え、微妙な表情を生み出すのに適しています。
「イSム(イスム)」は、日本人が古来大切にしてきた仏像を、現代のインテリアの中に溶け込ませながら再現することをコンセプトに掲げています。
大切な方への贈り物としてもいかがでしょうか。
思うように、寺社にお参りに赴くことも難しい昨今です。
いつものライフスタイルに、さりげなく。おそばに置くことで、心がゆったり、そして豊かになりますように。