商品番号:950
福の神がそろう、最高の縁起もの。七福神で賑わう、新しい年の幕開け
恵比寿、大黒天、毘沙門天、弁財天、福禄寿、寿老人、布袋。日本、インド、中国の三国から、福の神を集めた最強の集団が七福神です。
米俵や宝物がどっさり積まれた宝船に乗って、わいわいとやってくる七福神。一月二日の夜、七福神を乗せた宝船の絵を枕の下に敷いて寝ると、良い初夢を見ることができる、とされています。
七福神の信仰は室町時代末期に始まり、江戸中期から広く庶民に定着しました。なぜ7人なのかというと、仏教の経典「仁王般若経」にある「七難即滅、七福即生(七つの災難が除かれ、七つの福徳を授かる)」の経文になぞらえて7人となった、という説があります。日本発祥の恵比須、インド発祥の大黒天、毘沙門天、弁財天、中国発祥の福禄寿、寿老人、布袋という七柱の神様が、グローバルに国の壁を越えて、仲良く宝船に身を寄せ合う姿は愛嬌にあふれ、時代を超えて縁起の神仏として親しまれています。その人気は、やがて七福神詣(もうで)などの習俗にも発展しました。
加賀百万石の時代、加賀藩の二代藩主・前田利長が高岡城を築いた折に、七人の鋳物師を招いて鍋釜や農具を作らせ、銅器作りを奨励して以来400年。
国内屈指の銅器産地として職人を育ててきた鋳造の町・富山県高岡市でつくられる七福神は、ミリ単位の細密な装飾、シルクのような肌触りになるまで磨き上げた亜鉛合金の素材感、上品な落ち着きのある古美金色に仕上げた風合いによって、ひとつの美術工芸として成り立っています。
高さ6~9.5cmにまとまったコンパクトなサイズ感、ひかえめで深みのある古美金色の光沢は、現代のインテリアにも溶け込みます。側にそっと置くことができる福の神は、さりげなく安らぎを与えてくれます。
縁起の良い宝船全種セット
2016年から、驚くほどたくさんの皆様に愛されて、福を届けた彼らのために。1年かけて準備した、朝日新聞SHOPだけで販売する宝船セットもご用意しています。七福神を製作する株式会社ナガエのブランド・銀雅堂が、この、福が迫ってきそうな特別仕様を叶えてくれました。
宝物をどっさり積んで、わいわいとやってくる七福神の、縁起のいい宝船をそのまま作りました。
鳳凰や桐の花、松竹梅などの吉祥文様が浮かぶ帆をバッグに、七柱を並べればこりゃめでたい。船は、福井県の漆器メーカーが作る本格仕様です。順風満帆な新年を願い、お飾りください。
★先着順で台座を無料プレゼントしている「全種セット」と、「宝船全種セット」は異なります★
七福神の中で唯一の日本の神様です。イザナミ・イザナギの間に生まれた第3子であるヒルコノミコトを祀ったものが信仰の始まりとされています。釣竿を持ち、立派な鯛を抱えた親しみ深いお姿です。
もとはインドより仏法守護の神として伝来し、のちに日本神話の大国主命(おおくにぬしのみこと)と結びつき、福の神として信仰されました。打出の小槌と大きな袋を持ち、米俵に乗ったお姿です。
インドより伝わった仏教の守護神。四天王に属しており、別名「多聞天」ともいいます。古くは武運の神として戦国武将に信仰されました。武将の姿をしており、右手に矛、左手に宝塔を持っています。
七福神の中で唯一の女神。インドより水の神として伝わり、のちに仏教に取り入れられて音楽、弁舌、財産、知恵などを司る守護神となりました。琵琶を奏でる美しい女性のお姿です。
中国、道教の神となった仙人で、数千年生きたといわれています。福(幸福)、禄(身分)、寿(寿命)を兼ね備えるという意味のお名前です。長い頭、長い髭、巻物をくくり付けた杖を持つお姿です。
寿老人は福禄寿と同じく中国、道教の神で南極星の化身です。髭をたくわえ、長寿の象徴である亀に乗り、難を払い運を呼び込むとされる団扇を持った、優雅なお姿です。
七福神の中で唯一の実在の人物。中国、唐代末期の禅僧で弥勒菩薩の化身ともされています。無邪気で、子供達から人気だったという事です。施しをする大きな袋、運を呼び込む団扇を持ったお姿です。