商品番号:BKOZ226701010
英国流のマナーと教養を身につけ、プリンシプルを生涯の信条として第2次世界大戦後、日本の復興に尽力した白洲次郎(1902ー1985)。
幼少期から能を通して古典芸能に親しみ、きものや骨董を愛し、随筆家として多彩な活躍をした白洲正子(1910ー1998)。お互いに一目惚れして結婚した次郎と正子はパートナーを尊重し、日々を大切に暮らしました。
次郎と正子は吉田茂や小林秀雄、青山二郎など同時代に活躍した様々な人と交流を重ねていきました。その生き方は現在も多くの人の共感を呼び、影響を与え続けています。
本展では、ふたりが移り住み、生涯暮らした武相荘(東京都町田市)での家族の暮らし方に注目します。白洲次郎の愛用品やお手製の道具、カントリー・ジェントルマンの志で戦後日本の復興に奔走した史料と、正子が愛したきものや骨董、アクセサリー、さらには、随筆家として日本各地を旅し、鋭い感性で捉えた正子の著作や自筆原稿など、旧白洲邸武相荘の所蔵品を中心に約200点を紹介し、二人の素顔に迫りながら、日本文化や四季折々の暮らしでみつかる美しさ、心のあり方をみつめていきます。
図録は、今回、旧白州邸武相荘で撮り下ろした図版を中心に豊富なカラーで紹介。
白洲次郎と正子、2人の出会いから、それぞれの活躍、武相荘で家族と大切にくらした日々をご覧頂けます。
◆白洲次郎生誕120周年記念特別展「白洲次郎・白洲正子ー武相荘折々のくらし」
2022年5月 20日(金)~ 7月3日(日)富山県水墨美術館
2022年 7月 16日(土)~ 9月 25日(日)兵庫・神戸ゆかりの美術館
2022年 10月 28日(金)~11月 28日(月)鹿児島・かごしま近代文学館
2023年 3月 4日(土)~ 4月 2日(日)名古屋・松坂屋美術館
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