商品番号:2080
「かまどさん」を手がける伊賀焼の長谷園は、築窯が天保3(1832)年と歴史ある窯です。以来、伊賀焼の伝統と技術を継承してきました。
かまどさん三合炊きで白米なら、中強火で約13分、あとは蒸らし20分。ふっくら、ツヤツヤ光り、甘い香りのご飯が炊き上がります。
古来より「はじめちょろちょろ、なかぱっぱ」と言い伝えられる、むずかしい火加減は不要なんです。だから、土鍋ご飯に憧れながらも「難しそう」と感じている人にぜひ使って欲しい逸品です。
炊き上げ時間を1分前後延ばすと、香ばしいおこげができるのもうれしいポイント。炊き込みごはん・玄米も美味しく炊き上げます。
簡単に炊けるのに美味しい秘密は4つあります。
その1は、肉厚成形。直火があたる部分は、肉厚になっています。熱をしっかり蓄えて、穏やかに伝えるから、火加減なしで炊けるのです。保温力も抜群です。
その2は、二重のふた。ふきこぼれを防ぎ、圧力釜の機能も果たします。
その3は釉薬。遠赤外線効果の高い釉薬を使っているから、お米の芯まで熱が通り、ふっくらご飯が炊き上がります。
最後のポイントは伊賀の粗土。伊賀ならではの粗土でできている土鍋が、まるで木のおひつのように呼吸するから、ご飯がベタつかないのです。
ツレヅレさんも「いつものお米が数段おいしく炊けるから、米炊きビギナーにおすすめ」と太鼓判です。外蓋に切れ込みがあるから、しゃもじを置けるのも、ささやかながら嬉しいポイントです。
朝日新聞社が運営する、中小企業の経営者・後継者向けメディア「ツギノジダイ」で、三重県伊賀市の窯元・長谷園(長谷製陶)の8代目社長・長谷康弘さんがかまどさん製造への思いを語ります。