海島綿 ふんわりインナー

ほんとうに、これがコットン？　絹のような光沢、カシミヤのような肌ざわり。
カリブ海だけに育つことが許された、太陽と風が育む海島綿のインナーです

地球の遥か裏側、フロリダから南米ベネズエラにひろがるカリブ海に連なる西インド諸島、バルバドス、アンティグア、ネービス、ジャマイカ、そしてホンジュラス海岸のベリーズ。
歴史上、多くの人々が求めてやまなかった海島綿（シーアイランドコットン）は、この限られた地域のみで、現在も栽培されています。

ちょうど綿木が発芽・成長する時期には雨に恵まれ、開花時には乾期が訪れる絶妙の気象条件と、綿をやさしく育む貿易風。地盤が珊瑚礁であることによる、豊かで水はけのよい、アルカリ性の土地――世界で最も優れた綿は、こうした気候風土から生まれます。

海島綿の最大の特徴は、綿花の品質の中で最も重要視される、繊維の長さ。5段階のうち最も長い、超長繊維綿（13／8インチ以上）に分類され、高級製品用原料としてのみ使われています。

その品質維持のために、綿は周到綿密に交配され、じっくりと育てられます。一つひとつ手で摘みとられるため、綿花1俵を摘むのに5日間もかかり、1人が1日に摘みとれる量は、わずかシャツ10着分。多量の労働力を必要とするため栽培は容易ではなく、年間の生産量は、綿の全生産量の約20万分の1と希少なもの。海島綿が「繊維の宝石」「幻のコットン」と呼ばれるゆえんです。

ソフトな肌触りと上品な光沢、耐久性と吸湿性にすぐれた肌着

そんな希少コットンをぜいたくに使用したレディースインナーウエアが、美光から登場しました。

天然の油脂分が多く含まれているため、独特のぬめり感と、絹のような光沢があり、カシミヤのような肌触り。繊維が強く、復元力に富み、耐久性に優れているので、洗濯を繰り返すほどに、他のコットンとの違いがわかります。

編み組織は、着用のしやすさを考慮して、横方向に伸縮する「フライス編み」を採用。適度な伸縮があり、生地は筒状の丸編み素材なので、脇に接ぎがなく、ストレスを感じにくい快適な着心地。肌あたりを考慮して、ごろつきを感じやすい洗濯ネームは各アイテムとも外付けになっています。

季節を問わず着られるよう、薄すぎず厚すぎない、程よい生地を採用。デザインも、リラックスして着用していただけるよう、ゆったりとしたパターンに、襟ぐりや袖回りのカットが深めと、上から見えにくい工夫も。

カラーは2色。透けにくく、肌なじみのよいベージュと、女性らしい印象のピンクからお選びいただけます。
ボトムと合わせて、ふんわりソフトでとろけるような、なめらかな風合いをお楽しみください。

肌に優しい「繊維の宝石」海島綿のインナーウエア

タンクトップ（ベージュ）

三分袖（ピンク）

三分丈ボトム（ベージュ）

■タンクトップ

　腕・肩回りの動きがらくなアイテム。襟回り、アームホールも身生地共布使用で肌にあたる部分はすべて海島綿素材です。お洋服からインナーが見えにくいように、前下がり、後ろ下がりはやや深めに設定。

■三分袖インナー　

　やさしく肩を包み込んで冷えから守り、脇の下の汗を吸い取る三分袖。襟回りの処理は身生地共布使用で肌にあたる部分はすべて海島綿素材。お洋服からインナーが見えにくいように、前下がり、後ろ下がりはやや深めに設定。

■三分丈ボトム　

　ヒップ・腰回り・太もも回りを冷えから守り、汗を吸い取るアイテム。ショーツだけの着用では不安というときに重宝するアイテム。クロッチ部分にはマチを入れてゆったりと着用できるようにしました。ウエスト部はゴムを身生地でくるんだ仕様。ゴムは調整用に取り換え口付き。

1969年創業　婦人肌着・下着メーカー「美光（びこう）」

美光は、「健康と美」をコンセプトに、肌着を中心としたモノづくりを行ってきた老舗メーカーです。創業から50年間、「素材」と「日本製」にこだわり続けてきました。職人たちの確かな技術、そして常にお客様の声に耳を傾けることで、時代が変わっても長く愛される商品を生み出しています。