ローマも日本も I LOVE 湯!
テルマエ展―お風呂でつながる古代ローマと日本― 図録
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古代ローマの公共浴場(テルマエ)は、その高い建築・土木技術で知られるとともに、当時の豊かな暮らしぶりの象徴として、国内外から高い関心が寄せられています。日本でも公衆浴場はこよなく愛され、家庭内の風呂が当たり前になった現在でも、東京だけで約700軒の公衆浴場が存在します。
テルマエ展の公式カタログである本書籍では、日本における古代ローマ研究の第一人者である青柳正規氏と芳賀京子氏の監修と、マンガ『テルマエ・ロマエ』で知られるヤマザキマリ氏のご協力で、古代ローマと日本のお風呂文化の成り立ちや魅力をご紹介します。
「入浴」という行為を「娯楽」と融合し、「文化」へと昇華させた人類の「歓び」探求のものがたりを、入浴文化を支えた建築や工芸技術、浴場を飾った美術品、現在にいたる日本の入浴文化の歴史など、約170点の図版・資料でたどります。
監修・執筆:青柳正規(東京大学名誉教授・山梨県立美術館館長)、芳賀京子(東京大学教授)、ヤマザキマリ(漫画家・文筆家・画家)ほか
テルマエ展―お風呂でつながる古代ローマと日本― 図録